AWSでアプリのバックグラウンドをつくるためのステップ
自分の欲しいアプリを開発しようと思ったときに、サーバを利用するとユーザー間の連携やデータ共有などいろいろなことができるようになります。
ただし、サーバを利用する場合はアプリ単体のリリースとは異なり、サーバを維持するためのランニングコストが発生するため、サーバの利用は慎重に検討する必要があります。
このサイトではバックグラウンドにAWSを採用していますが、サービスを提供しながらサーバを維持するため、以下の手順で進めようと思います。
- AWSを勉強する
- ウェブサイトを開設する
- ウェブサイトを収益化する、又はアプリ単体で収益化する
- サーバと連携するアプリを開発して運用する
サーバにAWSを選択する理由
アプリのバックグラウンド開発はAWS(Amazon Web Service)で行ってみます。
AWSとはインターネット上にサーバを構築するためのクラウドサービスです。
他にも同様のクラウドサービスはMicrosft Azure、Google Cloudなどいろいろありますが、以下の理由でAWSを選択しました。
スモールスタート
AWSは利用しただけ費用が発生する従量課金制です。仮想サーバを利用しない「サーバレス」でシステムを構築すると、月額で固定の費用(数千円)が発生するということがありません。
システムを利用するユーザーが少ないうちは少ない費用でシステムを運用することができます。
サーバ運用はAWSにおまかせ
サーバはAWSが責任をもって管理してくれます。AWSが提供する多くのサービスは自動的にリソースの追加や削除を行ってくれるため、開発者は「リソースが足りなくてサーバがダウンする」などの心配をすることなくシステム開発に専念できます。
インターネット上にノウハウがあふれている
AWSはシェアが大きいので、技術的な情報はインターネット上にあふれています。
大抵のことはインターネットで調べれば解決できます。
ウェブサイト・アプリを収益化する理由
AWSでサーバー利用をスモールスタートできるからといって、無料でずっとサーバーを維持できるわけではありません。いずれユーザーが増えていったときに、従量課金の金額がどんどん増え、お小遣いの範囲では支払えないほどの大赤字になる可能性があります。
従量課金制ではユーザーが増えるほどに出費が多くなっていくのです。
そうならないためにも、少なくともシステムを維持できるぐらいの収益を得る必要があります。
ユーザーが増えれば増えるほど出費が増える・・・。もうお小遣いでは払えないよぉ。
収益を得る方法はいくつかありますが、ユーザーにアプリを無料で利用してもらうためには広告収入が一番良いと思います。
- ユーザーがアプリを無料で利用できるため、気軽に利用してもらえる。
- 利用されただけ広告収入が入るため、システムを維持するだけの費用は賄える。
(広告とAWS課金の比較については今後検証予定)